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§ 今日のことわざ §
2010.7.28
▲馬(うま)を鹿(しか)
<解釈>馬をさして鹿と言うことで、理屈に合わない間違ったことを無理に押し通すことをいう。
2010.7.26
▲粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
<解釈>米の一粒一粒が農民の辛苦の結晶であるということから、物事を成就するため苦労を重ね地味な努力を続けること。
2010.7.23
▲身の内の宝は朽(く)つることなし
<解釈>身についた物事は一生役に立つものだということ。
2010.7.22
▲日暮れて途(みち)遠し
<解釈>年老いたのに、まだ人生の目的が達せられないというたとえ。また、仕事がはかどっていにことをいう。
2010.7.20
▲憎(にく)い鷹(たか)には餌(え)を飼(か)え
<解釈>歯向かうものを力ずくで屈服させてしまうより、むしろ利益を与えて、手なずけるようにしたほうが得である。
2010.7.15
▲知恵(ちえ)多ければ憤(いきどおり)り多し
<解釈>知る事が多くなれば、世の中の不合理や欠陥も分かってきて、腹立たしいことが多くなる。
2010.7.14
▲実(じつ)は嘘(うそ)の奥(おく)にあり
<解釈>うそをついているときは、言ってる本人が知っているものだ。その奥に誠がある。
2010.7.13
▲驥足(きそく)を展(の)ぶ
<解釈>優れた才能の持ち主が十分に能力を発揮すること。「驥足」は、名馬の脚力。
2010.7.5
▲石部金吉(いしべきんきち)鉄兜(かなかぶと)
<解釈>きまじめで堅い一方の人のこと。
2010.7.2
▲禍(わざわ)いも三年たてば用(よう)に立(た)つ
<解釈>今禍いに遭っても年月がたてば何かの役に立つことがあるという意。
2010.7.1
▲理外(りがい)の理(り)
<解釈>普通の常識や道理では判断出来ない不可思議な道理。
2010.6.30
▲薬籠中(やくろうちゅう)の物(もの)
<解釈>薬箱の中の薬。必要なとき、いつでも役立つ物の意で、自分の身につけた技術や物のこと。また、自分の言いなりになる人や必要な人物のことを言う。
2010.6.29
▲学(まな)ぶ門(かど)に書(ふみ)来(きた)る
<解釈>読書好きな人のもとには自然と本が集まってくる。日常心がけている事には自然と機会がめぐってくるということ。
2010.6.28
▲莫逆(ばくぎゃく)の友(とも)
<解釈>互いに、相手に逆らいの気持ちをまったくもたない友。非常に親密な友人のこと。「莫逆」は「逆らうこと莫(な)し」の意。
2010.6.25
▲済す(な)時(とき)の閻魔顔(えんまがお)
<解釈>借金を頼むときは下手に出て愛想よくするが、返済となると渋々で不機嫌になること。自分勝手なことをいう。
2010.6.24
▲大巧(たいこう)は拙(せつ)なるが若(ごと)し
<解釈>優れた名人は、見かけの小細工などしないから、一見拙劣(せつれつ)にみえるということ。
2010.6.23
▲賽(さい)は投げられたり
<解釈>事ここに至ったうえは、あれこれ悩まず断行するほかはないという意。紀元前49年、ポンペイウスとの決戦を決意したシーザーは、元老院令を犯してルビコン川を渡る際、この言葉を残した。
2010.6.22
▲河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず
<解釈>大人物は度量が広くて、どんな人でもえり好みせず受け入れる。黄河や海がどんな小川の流れも差別なく受け入れるのにたとえたもの。
2010.6.21
▲葦(あし)を啣(ふく)む雁(かり)
<解釈>物事を行うには、それなりの準備が必要だということ。雁は遠く海を渡る際、疲れたとき海上で羽を休めるために、口に枯れた葦を加えて飛ぶという故事から。
2010.6.18
▲櫓(ろ)を推して櫂(かい)は持たれぬ
<解釈>同時に二つの事はできないというたとえ。
2010.6.17
▲横車(よこぐるま)を押す
<解釈>横の方向に車を押すことから、道理に合わないことを強引に押し通すこと。
2010.6.16
▲勿怪(もっけ)の幸(さいわ)い
<解釈>思いもかけなかった幸運。
2010.6.15
▲木鐸(ぼくたく)
<解釈>世の人々の迷いをさまさせ教え導く人。また、中国で、法令を人民に知らせるときに鳴らした、木製の舌の付いた大鈴。
2010.6.14
▲暖簾(のれん)に腕押(うでお)し
<解釈>力を入れても少しも手ごたえや効き目がなく、張り合いがないことのたとえ。相手に積極的に出てもなんの反応もないことをいう。
2010.6.11
▲冬扇夏炉(とうせんかろ)
<解釈>冬の扇と夏の炉で、時に適さず何の役にも立たないことのたとえ。
2010.6.10
▲その手は桑名(くわな)の焼蛤(やきはまぐり)
<解釈>その手は食わない、だまされないということ。焼蛤は桑名(三重県)の名物として有名である。
2010.6.9
▲行雲流水(こううんりゅうすい)
<解釈>「行雲」は空を漂う雲。物事にこだわらず、自然のなりゆきに任せて行動すること。
2010.6.8
▲会者定離(えしゃじょうり)
<解釈>会う者は必ずいつかは別れる運命にある。この世の無常をいったもの。
2010.6.7
▲瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせばわかる
<解釈>瑠璃(るり)と玻璃(はり)とはよく似ているが、光を当てると違いがよく分かる。よく似ている物でも、方法によってはそれぞれの性質をあらわし、その違いがはっきり分かるというたとえ。「瑠璃」は紺青色の宝生。「玻璃」は水晶の類。
2010.6.4
▲明鏡止水(めいきょうしすい)
<解釈>曇りひとつない鏡と、よく澄みきった水のこと。静かに澄んだ心境をたとえていう。
2010.6.3
▲仏法あれば世法あり
<解釈>物事には反対のものがあるという意。世法とは世渡りの法で、仏法の対義。
2010.6.2
▲盗人(ぬすびと)の番には盗人(ぬすびと)を使え
<解釈>泥棒を防ぐには、その手口をよく知っている泥棒を番人に使うのがいちばんよいように、同種のものや同じ経験者を逆用してさらに効果をあげること。
2010.6.1
▲常(つね)が大事(だいじ)
<解釈>日常の行いが大切であるということ。何か事が起こったときに、平生の行動がいい加減であれば、身に覚えのない事でも疑われたりする。
2010.5.31
▲是是非非(ぜぜひひ)
<解釈>よい事はよい、悪い事は悪いと、公平に正しい判断を下すこと。私情にとらわれず公正な態度を示すこと。
2010.5.27
▲乾坤一擲(けんこんいってき)
<解釈>成否を賭けて、のるかそるかの大勝負をすること。「乾坤」は天と地。
2010.5.26
▲縁(えん)なき衆生(しゅうじょう)は度(ど)し難(がた)し
<解釈>人の意見に耳を貸さない者は救いようがないということ。仏の広大な知恵と慈悲をもってしても、仏を信じないような仏縁のない者は救うことができない。
2010.5.25
▲類(るい)は友を呼ぶ
<解釈>気の合う者、似た者同士は、自然に寄り集まる。
2010.5.24
▲雄弁(ゆうべん)は銀 沈黙(ちんもく)は金
<解釈>流暢に話すことは大切だが、それ以上に沈黙を守ることを心得ていることは、もっと大切であるというたとえ。沈黙は雄弁に勝るということ。
2010.5.21
▲名馬(めいば)に癖(くせ)あり
<解釈>名馬と呼ばれる馬は、癖を持っている。人間も、おとなしいだけではずば抜けた働きはできないということ。
2010.5.20
▲不倶戴天(ふぐたいてん)
<解釈>一緒にこの世に生きていないということで、怨みの深い仇敵を、必ず報復せねばいられないほど恨むこと。
2010.5.18
▲濡(ぬ)れ手で粟(あわ)
<解釈>濡れた手で粟をつかむと、粟粒をたくさんつかめることから、苦労しないで利益を得ることのたとえ。
2010.5.17
▲角(つの)ある獣(けもの)に上歯(うわば)なし
<解釈>角を持つ動物は、上歯(きば)がない。一人で何もかも兼ね備えるというわけにはいかないたとえ。
2010.5.14
▲すべての道はローマに通ず
<解釈>1つの真理はあらゆる事に通用するということ。また、ある目的を達するには手段はたくさんあるということ。
ローマ帝国が隆盛の頃、世界各地からの道がローマに通じていた。
2010.5.13
▲苦肉(くにく)の策(さく)
<解釈>敵を欺(さざむ)く手段として、自分の身を苦しめて行うはかりごと。
2010.5.12
▲内股(うちまた)膏薬(こうやく)
<解釈>内股にはった膏薬のようにあちこちにつき方針・態度が定まらないこと。
2010.5.11
▲良弓(りょうきゅう)は張(は)り難(がた)し
<解釈>よい弓は強いので弦(げん)を張るのが難しい。才能のある人は、たやすく言いつけどおりにならないが、使う人がよければ存分の働きをするというたとえ。
2010.5.10
▲微塵(みじん)眼(まなこ)に入(い)れば大山(たいざん)も見えず
<解釈>小さなごみでも目の中に入れば、大きな山も見えなくなるように、小さいからといって軽く見過ごしてはならないことのたとえ。
2010.5.7
▲人(ひと)は人(ひと)中田(なかた)は田中(たなか)
<解釈>人は大勢の中でもまれると、適当な競争心と協調心が自然に育ち、立派な社会人となる。田んぼは真ん中にある田がよい田で、作業効率も良く収穫も多いという意。
2010.5.6
▲二度聞いて一度物言え
<解釈>人の話は何べん聞き返してでもよく聞き、自らはよけいなおしゃべりをしないで口を慎んだほうがよい。
2010.4.30
▲忠言(ちゅうげん)耳に逆(さか)らう
<解釈>忠告の言葉は、自分の欠点、弱点、過ちをずばり言ってくれるので耳に痛く、素直に聞くことが難しいということ。
2010.4.28
▲耳順(じじゅん)
<解釈>60歳のこと。孔子が60歳にして他人の言葉を素直にきけるようになったということに基づく。
2010.4.27
▲疑心暗鬼(ぎしんあんき)を生(しょう)ず
<解釈>心に疑いをもって、びくびくしていると、暗闇に鬼がいるように思うこと。疑いの気持ちがあると、ありもしない事を想像して不安になるたとえ。
2010.4.26
▲怒(いか)りは敵(てき)と思え
<解釈>怒りをあらわにすることは必ず他人の怒りを呼び、恨まれることになるから、自分を滅ぼさないために怒りを慎めという戒め。
徳川家康の遺訓。
2010.4.23
▲笑う顔に矢立たず
<解釈>笑顔で接してくる者には、憎しみもいつか和らぐという意。
2010.4.22
▲雷同(らいどう)
<解釈>雷鳴に万物が響くように、確信をもたずにむやみに他人の説に同調すること。
2010.4.21
▲痩馬(やせうま)鞭(むち)を恐(おそ)れず
<解釈>酷使された馬は、苦しみに恐れなくなり主人の命令をきかなくなる。罰でおどすより愛情をもって使えということ。
2010.4.20
▲満(まん)を持(じ)す
<解釈>弓をひきしぼり構える様子。準備を十分に整えチャンスを待つこと。また、極点に達したまま持ちこたえること。
2010.4.16
▲吐いた唾(つば)は呑めぬ
<解釈>いったん口から出た言葉は取り消すことはできないということ。無責任な発言を戒(いまし)めた言葉。
2010.4.15
▲鳴くまで待とう時鳥(ほととぎす)
<解釈>徳川家康の作とされる句。忍耐強いこと、寛容であるがことが、最終的な勝利を招くことを遠回しに表現する言葉。「鳴かぬなら」の句に続いて、「殺してしまえ時鳥」の織田信長、「鳴かしてみよう時鳥」の豊臣秀吉と並べて、戦国三武将の性格の違いを示す言葉とされている。
2010.4.14
▲泰山(たいざん)は土壌(どじょう)を譲(ゆず)らず
<解釈>泰山が小さな土くれもえり好みせずに受け入れているように、度量の大きい人物は、人々の小さな意見をよく受け入れて大業を成就することができる。「泰山」は中国山東省の名山であるが、一般に高く大きい山の意に用いる。
2010.4.13
▲薩摩守(さつまのかみ)
<解釈>平忠度(たいら ただのり)が薩摩守であったことから、「忠度」と「ただ乗り」をかけて、無賃乗車をしゃれて言ったもの。
2010.4.12
▲蓋世(がいせい)の雄(ゆう)
<解釈>世の中をおおい隠すほどに心だてが大きく、優れた才能を持った人物。
2010.4.9
▲麻(あさ)につるる蓬(よもぎ)
<解釈>曲がって生えやすい蓬(よもぎ)でも、まっすぐに生える麻の中ならば自然に曲がらずに伸びる。転じて、善良な人々に交われば、ことさらに教育しなくとも自然に善良な人に育つとうこと。
2010.4.8
▲隴(ろう)を得て蜀(しょく)を望む
<解釈>人間の欲望には限りがなく、一つの望みがかなうとさらにその上を望むたとえ。
2010.4.7
▲欲(よく)の熊鷹(くまたか)股裂(またさ)くる
<解釈>欲がすぎると災難に遭うことのたとえ。二頭並んだ猪(いのしし)を熊鷹(くまたか)が襲ったが、猪が左右に逃げようとするのを放すまいとして、鷹の股が裂けたという話から。
2010.4.6
▲餅(もち)は乞食(こじき)に焼かせろ 魚(さかな)は殿様に焼かせろ
<解釈>適材を選ぶことが大事だということ。餅はたびたびひっくり返して焼くほうがよいので、落ち着きのない人に焼かせるのがよい。また、魚はあまりひっくり返すとくずれてしまうので、ゆったりした人に焼かすのがよいということ。
2010.4.5
▲臍(ほぞ)を噛(か)む
<解釈>自分の臍(へそ)を噛もうと思っても、口が届かないという意味で、後悔してもどうにもならないこと。悔やむこと。
2010.4.2
▲能(のう)ある鷹(たか)は爪(つめ)を隠(かく)す
<解釈>優れた才能を持っているような人はふだんは謙虚に構え、それを人に見せびらかすことはしないという意。
2010.4.1 ▲灯台(とうだい)下暗(もとくら)し
<解釈>灯台は、灯火をのせる燭台。周囲を明るくするが、すぐ下は影になって暗い。同様に自分の身近な事はかえって見落としがちで分からないものである。
2010.3.31 ▲滄桑(そうそう)の変
<解釈>青々とした海が桑畑になり、桑畑が海になるような大変化。世の中の移り変わりの激しいことのとたえ。
2010.3.30 ▲呉越同舟(ごえつどうしゅう)
<解釈>仲の悪い者同士が、同じ場所で、行動を共にすること。中国の春秋時代に戦った敵同士の呉の国と越の国の人が同じ舟に乗った故事から。。
2010.3.29 ▲屋烏(おくう)の愛(あい)
<解釈>愛情があれば、たとえ屋根に止まった烏(からす)であっても好きになるように、その人に関係するすべてのものに愛情が及ぶことの例え。
2010.3.26 ▲昔(むかし)操(と)った杵柄(きねづか)
<解釈>昔身につけた技が、長い年月を経ても衰えていないこと。
2010.3.25 ▲不肖(ふしょう)
<解釈>父に肖(に)ていない愚か者のこと。また、自分のことをへりくだっていう言葉。
2010.3.24 ▲盗人捕らえて縄綯(な)う
<解釈>泥棒を捕まえた後で縄をなっても間に合わないという意で、とるべき処置が遅れて間に合わないことのたとえ。
2010.3.23 ▲月夜(つきよ)の蟹(かに)
<解釈>月夜にとれる蟹には身が少ないといわれるところから、頭の中がからっぽの人のことをいう。
2010.3.18 ▲過(す)ぎたるは猶(なお)及(およ)ばざるが如(ごと)し
<解釈>程度を過ぎたことは、足らないのと同じようによくないの意。良い事でも度を超すと害になり、共に中庸の徳にいたらないこと。
2010.3.17 ▲臭(くさ)い物(もの)に蓋(ふた)
<解釈>内部の不正や、人に知られたくない事実を、一時しのぎに取り繕って隠すこと。
2010.3.16 ▲魚心(うおごころ)あれば水心(みずこころ)
<解釈>そちらの出方によって、こちらの気持ちもそれに応じる。好意を示されればそれに応える。
2010.3.15 ▲竜(りゅう)と心得た蛙子(かえるこ)
<解釈>親の欲目から秀才だと見込んだわが子が、親と同じ凡人でしかなかったというたとえ。
2010.3.12 ▲源(みなもと)清ければ則(すなわ)ち流(ながれ)清し
<解釈>ただ学説をまる覚えしただけでは、何の役にも立たず、自らそれを理解して身につけない限り、確かな知識とはいえないこと。
2010.3.11 ▲学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し
<解釈>ただ学説をまる覚えしただけでは、何の役にも立たず、自らそれを理解して身につけない限り、確かな知識とはいえないこと。-*
2010.3.10 ▲人の一寸(いっすん)我が一尺(いっしゃく)
<解釈>他人の欠点は小さくても目につくが、自分のこととなると大きな欠点でも気がつかないものだということ。
2010.3.9 ▲二度教えて一度叱(しか)れ
<解釈>子どもを教育する心構えを言ったもので、最初からいきなり頭ごなしに叱らないで、何回も教えさとすことが大切であると言うこと。
2010.3.8 ▲知名(ちめい)
<解釈>天命のあることが分かる年齢、五十才のことを言う。
2010.3.5 ▲事実は小説よりも奇なり
<解釈>現実にこの世で起こることは、架空の小説よりも不思議で変化の多いことがある。
2010.3.3 ▲雉子(きじ)も鳴かずば打たれまい
<解釈>よけいな事を言ったばかりに、災いを招くたとえ。雉子も鳴かなければ、居所を気づかれずに射たれることもないと言うことか
ら、沈黙を守るにこしたことはないという意。
2010.2.23 ▲家貧しければ良妻を思う
<解釈>家が貧しいとこれを助ける内助の功の必要性を身にしみて感じるという意。
2010.2.22 ▲濫觴(らんしょう)
<解釈>物事の始まり、起源のこと。揚子江のような大河も、その源は小さく、觴(さかずき)を濫(うか)べるくらいのものだったとの意。
2010.2.19 ▲焼跡の釘拾(くぎひろ)い
<解釈>火事で大損害をうけてから、焼けた釘を拾ってみてもどうにもならないことから、遊興などで大金を失った後で、細かな事にけちけちすることのたとえ。
2010.2.18 ▲待(ま)てば海路(かいろ)の日和(ひより)あり
<解釈>あせらずじっくりと待っていれば、やがて幸運がめぐってくるということ。
2010.2.17 ▲馬脚(ばきゃく)を露(あらわ)す
<解釈>ぼろを出すこと。芝居では馬の役を人間が務めるが、その馬の脚が何かのはずみで人間と分かってしまうように、包み隠していた事柄や正体が現れること。
2010.2.16 ▲流れる水は腐らず
<解釈>淀みの水は腐るが、流れ続ける水は腐らない。人も常に仕事や勉学に励んでいれば、生き生きとして進歩できるということ。
2010.2.15 ▲大同小異(だいどうしょうい)
<解釈>細かいところでは少し違いがあるが、本質的に見れば同じ。よく似ていて同類であること。たいして差がないこと。
2010.2.12 ▲采薪(さいしん)の憂(うれ)い
<解釈>自分の病気をへりくだって言う言葉。薪を取りに行って疲労した程度の病気。また、病気で薪拾いの労働にも耐えないという拙もある。
2010.2.10 ▲下学(かがく)上達(上達)
<解釈>手近なところから学んで、次第に高遠な学問へと進んでいくこと。
2010.2.9 ▲開(あ)けて悔しき玉手箱
<解釈>期待をしていたのに、正体がわかり、予想がはずれて失望すること。
2010.2.8 ▲驢(ろ)に騎(の)りて驢(ろ)を覓(もと)む
<解釈>求めているものがすぐそばにあるのに、遠くに求める愚かさのたとえ。
2010.2.5 ▲用ある時の地蔵顔(じぞうがお)用なき時の閻魔顔(えんまがお)
<解釈>頼みたい事があるときは愛想がよいのに、用がないといやな顔をすること。
2010.2.4 ▲幹木(もとき)にまさる末木(うらき)なし
<解釈>最初に伸びる幹以上に立派な枝木はない。次々に手を出しても、結局は最初のものがよいということ。
2010.2.3 ▲報本反始(ほうほうんはんし)
<解釈>自然や先祖の恩に報いること。
2010.2.2 ▲嚢中(のうちゅう)の錐(きり)
<解釈>袋の中に錐を入れると、尖った先端が突き出てくるように、内に才能をもつ人はそれがたちまち外に現れてくる。
2010.2.1 ▲同床異夢(どうしょういむ)
<解釈>同じ寝床で眠りながら違う夢をみている。境遇を共にしていても心は別々であること、また共同で事を成しても考えが違っていることのたとえ。
2010.1.29 ▲糟糠(そうこう)の妻(つま)
<解釈>若く、貧しいときから苦労をともにしてきた妻。
2010.1.28 ▲孔子(こうし)も時に会わず
<解釈>孔子のような聖人でさえ、世に入れられない時期があった。どんな立派な人でも、好機に恵まれずに埋もれてしまうことがあるという意。
2010.1.27 ▲男(おとこ)は裸百貫(はだかひゃっかん)
<解釈>男は裸でも百貫の価値がある。男は無一文でも働いて富を作ることができることからいう。
2010.1.25 ▲礼(れい)は急(いそ)げ
<解釈>返礼は時期を逃すと気持ちが薄れ、気まずくなるので、早くしたほうがよい。
2010.1.22 ▲目糞(めくそ)鼻糞(はなくそ)を笑う
<解釈>自分の欠点に気づかずに、他人の欠点をあざわらうこと。
2010.1.21 ▲蛇稽古(へびげいこ)
<解釈>三日坊主のこと。蛇が穴から出てくる頃(春)に習い始めて、穴に戻る頃(秋の終わり)にはやめてしまうこと。
2010.1.20 ▲猫糞(ねこばば)をきめこむ
<解釈>猫が排泄した後、脚で土をかけ跡を隠すように、悪事を隠して知らぬ顔をすること。
2010.1.19 ▲天下(てんか)を取っても二合半(にごうはん)
<解釈>「二合半」とは1日に必要な米の量、一人扶持(ぶち)を表す。いくら出世しても、結局はそれだけの米しか必要でない。欲張っても仕方がないということ。
2010.1.18 ▲積善(せきぜん)の家には必ず余慶(よけい)あり
<解釈>善行を積み重ねた家には、その報いとして、必ず思いがけない幸せが子孫にやってくる。
2010.1.15 ▲蛍雪(けいせつ)
<解釈>苦学。辛苦して学問に励むこと。晋の車胤(しゃいん)は貧しくて灯火の油が買えず、蛍の光を集めてその光で書を読み、孫康(そんこう)は雪を集めてその光で書を読んだ故事による
2010.1.14 ▲遠交近攻(えんこうきんこう)
<解釈>利害の衝突しない遠い国とは仲よくしておいて、背後から牽制させながら、近い国を攻める政策。中国の戦国時代に范(はん)しょが唱えた外交政策。
2010.1.13 ▲野郎自大(やろうじだい)
<解釈>自分の力量を知らないで、仲間うちで幅をきかしていい気になっている者のこと。昔、中国の西南部にいた野郎という夷(えびす)が、漢の広大なことを知らずに自分の勢力の強大なことを頼みしていばっていたことからいう。
2010.1.12 ▲無言(むごん)は承諾(しょうだく)
<解釈>黙っているのは、承諾したのと同じだと思われても仕方がないこと。
2010.1.8 ▲腹心(ふくしん)
<解釈>腹となり胸となる者という意から、心から信頼できる人のこと。
2010.1.7 ▲盗人(ぬすびと)の寝言(ねごと)
<解釈>目覚めているときは正体を隠せても、寝言では真実がばれてしまうものだ。
2010.1.6 ▲月(つき)満(み)つれば則(しなわ)ち虧(か)く
<解釈>月は満月になると、やがて欠けていく。物事は盛りに達すると、今度は衰えていくものであるということ。
2010.1.5 ▲姿(すがた)は俗称(ぞくしょう)を現(あらわ)す
<解釈>人の姿をみればその立居振舞(たちいふるまい)からおよその素性(すじょう)が分かるということ。
2010.1.4 ▲虎視眈々
<解釈>虎が獲物に狙いをつけて見張っていること。転じて、機会をはずすまいと狙っているさま。
2009.12.28 ▲草を結ぶ
<解釈>死後に恩を返すこと。晋(しん)の魏顆(ぎか)は父の死後、父の妾を殉死から免除して他家に嫁がせた。後に晋が秦(しん)と戦った折りに、その妾の父の亡霊が草を結んで秦の勇将をつまずかせ、魏顆がこれを討ち取って手柄をあげたという故事による。
2009.12.25 ▲牛に引かれて善光寺詣り
<解釈>他の物事や他の人につられて、思いがけずよい方向に導かれることをいう。昔、信濃に住んでいた老婆が、隣家の牛が晒しておいた布を角にひっかけて走っていくのを追いかけていくうちに善光寺に着いてしまった。それがきっかけで老婆は深く信心するようになったという話による。
2009.12.24 ▲遼東(りょうとう)の豕(とのこ)
<解釈>世間知らずが自分だけが偉いと得意になることのたとえ。昔、遼東(遼東)で白い頭の豚が生まれたのを非常に珍しいと思い、献上しようと河東(河東)に行ったが、そこの豚の頭は皆白かったという故事による。
2009.12.22 ▲水(みず)広ければ魚(うお)大なり
<解釈>
人が成功を収めるには優れた環境が大切というたとえ。上に立つ人の度量が大きければ、優れた部下が集まってくるといういうこと。
2009.12.21 ▲匹夫(ひっぷ)罪なし璧(たま)を懐(いただ)いて罪あり
<解釈>凡人にはもともと罪はないが、持ちつけぬ財宝を持ったがためにかえって災いを被るというたとえ。
2009.12.18 ▲濁り酒は髭につく
<解釈>安物や粗末な物にはそれなりの欠点がある。
2009.12.17 ▲知識は力なり
<解釈>知識は物事の道理を明らかにし、正しい判断を生むものであるから、何にもまして大きな力を持っている。
2009.12.16 ▲仕事を見てその人を知る
<解釈>口ではなんとでも言えるが、やった仕事はうそをつかない。人物判断は仕事を見れば分かる。
2009.12.15 ▲騎虎(きこ)の勢い
<解釈>虎に乗った者が、途中で降りることができないように、やりかけた事が、いきがかり上、途中で止められないこと。
<出典>隋書
2009.12.14 ▲家貧しくして孝子あらわる
<解釈>家が貧しいと子どもも家計を助けたりするので、自然とその孝行が人にしられてくること。
<出典>宝鑑
2009.12.11 ▲禍(わざわ)いを転じて福(ふく)となす
<解釈>身にふりかかった災難をうまく処理して、かえって幸せになるようにすること。
<出典>戦国史、史記 <類義>失敗は成功の母。七転び八起き。
2009.12.10 ▲安(やす)きに危(あや)うきを忘れず
世の中が安泰でも、乱れる時を予想して油断しないこと。賢者の心がけ<出典:易教>
2009.12.9 ▲交わり絶ゆるも悪声をださず
疎遠になった相手でも、決して悪口を言いふらさない。君子の交わり。<出典:史記>
2009.12.8 ▲枚(ばい)を銜(ふく)む
「枚」は箸に似た棒状のものの両端にひもをつけたもので、昔、兵士や馬がこれを口にくわえて頭のうしろでしばり、声を出さないようにして夜襲のときに用いたことから、声を立てないこと。<出典漢書>
2009.12.4 ▲内憂(ないゆう)外患(がいかん)
国内に起きた心配毎と外国との間に生じた心配毎。その両方を同時に抱えているように、悩みの多い状態をいう。
2009.12.3 ▲大疑(たいぎ)は大悟(たいご)の基(もとい)
大いに疑問をもつことで大きな悟りを得ることができる。疑問がないと悟りはない
2009.11.27 ▲才子短命佳人薄命(さいしたんめい かじんはくめい)
才能の優れた者や、美貌の持ち主の生命力の弱さを言ったことば
2009.11.26 ▲偕老同穴(かいろうどうけつ)
夫婦が仲良く共に長生きして、死語は同じ墓に葬られる。夫婦の契りが固いことのたとえ。
2009.11.24 ▲愛想(あいそ)づかしも金から起きる
女が男と縁を切ろうとするのも、金が思うようにもらえないために、いや気がさすのが主な原因である。
2009.11.19 ▲論(ろん)より証拠(しょうこ)
物事を明らかにするには、口先だけの議論よりも証拠を示すことが大切であるということ。
2009.11.18 ▲物(もの)盛(さか)んなれば則(すなわち)ち衰(おとろ)う
物事は盛んになると、いつかは衰えるということ。
2009.11.17 ▲忘年(ぼうねん)の交(こう)
年齢の差を気にすることなく親しく交友すること。
2009.11.13 ▲飲むに減らで吸うに減る
飲酒代より煙草代のほうが財産を減らす。つまりわずかな額でも日々積み重なっていくと多額になる。
2009.11.12 ▲同舟(どうしゅう)相救(あいすく)う
同じ舟に乗り合わせた者は、危機に際しては協力し、助け合うものである。常日頃は反目し合ってる仲でも、利害を同じくする立場であれば、緊急の場合は助け合うことをいう。
2009.11.11 ▲粗相(そそう)も時の一興(いっきょう)
粗忽(そこつ)もときにはかえって興を添えることがある。
2009.11.10 ▲恒産(こうさん)無き者は恒心(こうしん)無し
恒産(一定の財産や生業)のない者は、恒心(安定した精神や正しい心)がないというたとえ。人の物質的充実と道徳心との密接な関係を説いた言葉。
2009.11.9 ▲小田原評定(おだわらひょうじょう)
長びくばかりで結論の出ない相談。小田原城の北条氏直が、豊臣秀吉の攻勢を前に、臣下を集めて和戦いずれを取るかの評定をしたが、論議が長びいて決着せず、滅ぼされてしまった故事による。
2009.11.6 ▲命(めい)は天に在り
運命は天の定めであり、人間の力ではどうすることもできない。
2009.11.5 ▲弁慶(べんけい)の泣き所
弁慶ほどの豪傑でも痛がって泣くという急所のことで、一般に向こう臑をいう。攻撃されるとかなわない弱点のこと。
2009.11.4 ▲年年(ねんねん)歳歳(さいさい)人(ひと)同じからず
自然は同じように巡り来るが、人は年とともに変化し衰えていくという意。
2009.11.2 ▲鉄(てつ)は熱(あつ)いうちに打て
鉄は、真っ赤に焼けてやわらかいうちに打てば、どにようにも鍛えあげることができる。人間も純真で感性のやわらかい若年のうちに十分に鍛えないと効果が上がらない。好機逸すべからずというたとえ。
2009.10.30 ▲積羽(せきう)舟を沈む
小さなことでも、積み重なれば大事を引き起こすことのたとえ。羽毛もたくさん積めば重くなり、舟を沈めるほどになるという意。
2009.10.29 ▲鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく)
多くの凡人の中に1人傑出した人物が混じって際だっていること。
2009.10.28 ▲燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知らんや
小人物には大人物の遠大な志が分からないというたとえ。燕雀(つばめとすずめ)のような小さい鳥には鴻鵠(おおとりとくぐい)のような大きな鳥の志すところは理解できない。
2009.10.27 ▲累卵(るいらん)の危(あや)うき
卵を累(かさ)ねて積みあげたように、非常に不安定で危険な状態をいう。
2009.10.26 ▲由(よ)らしむ可(べ)し知(し)らしむ可(べ)からず
▼国民を為政者の定めた方針に従わせることはできるが、その原理を方針をすべての人に理解させることはできない。
2009.10.23 ▲無用(むよう)の用(よう)
▼世の中で無用とされている物が、かえって非常に大切な役を果たすこと。
2009.10.22 ▲覆水(ふくすい)盆(ぼん)に返らず
▼一度したことは、取り返しがつかないというたとえ。周の太公望呂尚が若い頃、貧乏なのに読書にふけってばかりいたので、妻は離縁を求めて去った。後に出世してから妻が再縁を願った際、盆の水をこぼし、その水を元に戻すことができたら願いを聞こう、と言って断ったという故事による。別れた夫婦は、元通りにならないということ。
2009.10.21 ▲鶴(つる)の脛(はぎ)も切るべからず
▼鶴の脚はそれなりに長い脚が必要なわけで、勝手に切り縮めることはできない。ものにはそれぞれ持ち前の性質があって過不足はないことのたとえ。
2009.10.20 ▲推輓(すいばん)
▼人の車をうしろから押したり(推)、前から引いたり(輓)することから、人をひきたてること。推挙すること。
2009.10.14 ▲楔(くさび)を以て楔(くさび)を抜く
▼何事も理にかなった正しい方法でしなければ効果がないことのたとえ。楔(くさび)を抜くには、そのそばに他の楔を打ち込んで、根本をゆるめてから抜くことから。
2009.10.13 ▲鵜(う)の目鷹(たか)の目
▼鵜や鷹が獲物を探すときのように、真剣に物を探し出そうとする様子、また、そういう目つき。
2009.10.9 ▲利(り)して利(り)する勿(なか)れ
▼政(まつりごと)を行う者は、まず人民の利益を図ることに努め、自分の利益を考えてはいけないということ。
2009.10.8 ▲水は方円(ほうえん)の器(うつわ)に随(したが)う
▼水は容器の形によって丸くも四角くもなる。人は環境次第でよくも悪くもなるという意。「方円」は四角と丸。
2009.10.7 ▲尾生(びせい)の信(しん)
▼信義を尽くして堅く約束を守ること。また、馬鹿正直で融通のきかないことのたとえ。
2009.10.6 ▲西と言うたら東と悟(さと)れ
▼人の言葉には必ず裏表があるものだから、うのみにせず、その言葉の奥にある意味を見抜かなければならない。
2009.10.5 ▲地の利は人の和に如(し)かず
▼土地の形勢がどのように有利であっても、人心の和合、固く結ばれた団結の力には及ばないということ。
2009.9.30 ▲鹿をさして馬と為す
▼明らかに間違いと分かることを、脅かしや威圧によって正しい事として押し通すこと。無理のごり押し。
2009.9.29 ▲愚公(ぐこう)山を移(うつ)す
▼愚かな者でもたゆまず努力すれば必ず成功することのたとえ。昔、中国の愚公という老人が、家の前の山を他へ動かそうと、土を運び始めた。人々が止めようとすると、愚公は、孫や曽孫の代までかかれば山を移せるだろうと答えた。そこで、愚公の意気に感じた天帝が山を他へ移し、平らにしたという故事による。
2009.9.28 ▲内(うち)の鯛(たい)より隣(となり)の鰯(いわし)
▼よそのものはわが家よりよく見え、ついうらやましく思うものである。
2009.9.25 ▲竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
▼頭が竜のように堂々としていながら、尾は蛇になるように、初めは盛んだが終わりは振るわないこと。
2009.9.24 ▲水(みず)清(きよ)ければ魚(うお)棲(す)まず
▼あまり澄みきった水中では、魚も身を隠す所がなく住みつかない。人間もあまり清廉(せいれん)すぎると近寄り難く、敬遠されるということ
2009.9.18 ▲膝枕(ひざまくら)に頬杖(ほおづえ)
▼大変な隔たりのこと。美人の膝枕で寝るのと、話し相手もなく頬杖をついてぼんやりするのでは大変な違いがあるということ。
2009.9.16 ▲握(にぎ)れる拳(こぶし)笑(え)める面(おもて)に当(あ)たらず
▼怒って振り上げた拳も笑顔で迎えられては打ち下ろすこともできない。
2009.9.15 ▲治(ち)に居(い)て乱(らん)を忘れず
▼よく治まった泰平の世にいても、世が乱れる場合のあることを常に忘れないということ。いつでも万一のときの用意を忘れないこと。
2009.9.14 ▲鹿(しか)を逐(お)う者は山を見ず
▼一つの事に熱中している者は、他事を顧みる余裕がない。目先の利益追求に夢中になっている者には、それ以外の事柄が見えず道理を失うたとえ。
2009.9.10 ▲木から落ちた猿
▼頼りにしているものを失って、どうすることもできないことのたとえ。
2009.9.9 ▲言うは易(やす)く行うは難(かた)し
▼口に出して言うことは簡単であるが実行となるとなかなか難しいという意。
2009.9.8 ▲和(わ)して同(どう)ぜず
▼人と争わず協調はしても、主体性をもっているので、引きずられたり妥協して他人の意見に同調することはないという意。
2009.9.7 ▲楽(らく)は一日苦(く)は一年
▼楽しい事はすぐ終わってしまうが、苦しい事は長く続く。また、一日怠れば、長く苦労しなければならないということ。
2009.9.4 ▲薬石(やくせき)の言(げん)
▼身のためになる忠告。「薬石」は薬と石鍼(いしはり)で病を治療する際に用いられたことから、転じて薬と治療を意味する。
2009.9.3 ▲曲(ま)がるは折(お)れるに勝(まさ)る
▼やり直しの効く失敗ならまだしも、やり直しの効かないものは困るという意。
2009.9.2 ▲盃中(はいちゅう)の蛇影(じゃえい)
▼疑ってみれば、なんでもないものにまでおびえてしまうものだということ。中国の長官楽広(がっこう)の友人が、杯の酒に蛇が映ったと思って病みついてしまったが、楽広に、それは壁にかけた弓が
映ったものだと説明されて病気が治ったという故事による。
2009.9.1 ▲無(な)い時の辛抱(しんぼう)有(あ)る時の倹約(けんやく)
▼金がない時は不自由でも辛抱し、ある時もまた乱費しないで倹約せよということ。財を成すための秘訣
2009.8.31 ▲大家(たいか)後(のち)無し
▼大家は一代限りで、子孫には先祖の業を継ぐほどの人物は出ないものだということ。
2009.8.27 ▲材(ざい)大(だい)なれば用を為(な)し難(がた)し
▼材料が大きすぎると利用しにくい。人間もあまり優れていると世に用いられないものである。しかし、世に合わないのは偉大すぎるためだから、悲しむことはないということ。
2009.8.26 ▲隗(かい)より始めよ
▼遠大な事業を起こすためには、手近な事から始めるのがよいということ。また、何事をするにも、まず言い出した自分から始めよという意にも用いる。中国の戦国時代、郭隗(かくかい)の言葉。
2009.8.25 ▲商いは牛の涎(よだれ)
▼商売は、牛のよだれが細く長く切れ目なく流れ出るように、利益を急がず気長に辛抱せよという意。
2009.8.21 ▲老馬(ろうば)の智(ち)
▼経験を積んだ者は、物事の方針を誤らないということ。また、愛を受けた者が主人の恩義を忘れない意。
2009.8.20 ▲宵寝(よいね)朝起き長者(ちょうじゃ)の基(もと)
▼早寝早起きは、金持ちになるもとだということ。
2009.8.19 ▲餅(もち)は餅屋(もちや)
▼道具さえあれば誰にでもできそうな餅も、やはり専門家のついた餅が一番うまい。何事も専門家に頼るのが確かだということ
2009.8.18 ▲報本反始(ほうほんはんし)
▼自然や先祖の恩に報いること。
2009.8.13 ▲喉元(のどもと)過(す)ぎれば熱さを忘れる
▼苦しかったことも過ぎ去ってしまえばまったく忘れてしまう。また、苦しい時には人を頼みとし、その苦しさが取り除かれればその恩を忘れることをいう。
2009.8.11 ▲冬瓜の花の百一
▼冬瓜にはむだ花が多くて、百の花が咲いても実を結ぶのはそのうちの一つくらいである。数ばかり多くて役に立たないものがほとんどであるたとえ。
2009.8.10 ▲葬礼(そうれい)帰りの医者話(ばなし)
▼葬式の帰りに、ほかの医者を呼べばよかったなどど話をすること。手遅れで間に合わないことや、いまさら言ってもかいのない愚痴のたとえ。
2009.8.7 ▲巧詐(こうさ)は拙誠(せつせい)に如(し)かず
▼技巧によって上手に偽ることは、下手でも誠意のあることには及ばない。
2009.8.6 ▲傍目八目(おかめはちもく)
▼地人の打つ囲碁をはたからみていると、よい悪いがよく分かって、八目も先まで見通せること。第三者の目で冷静に観察したほうが、物事のよし悪し、損得がよく分かるというたとえ。「傍目」は傍観の意。
2009.8.5 ▲牝牛(めうし)に腹突かれる
▼油断して予想外のものから攻撃を受けること。また、思わぬ事でひどい目にあうこと。
2009.8.4 ▲下手(へた)の長糸(ながいと)上手(じょうず)の小糸(こいと)
▼裁縫の下手な者に限って針に長い糸を通して仕事をやりにくくする。上手な者は必要以上の長い糸は通さない。
2009.8.3 ▲猫の首に鈴
▼成功する可能性のない企てに最初に着手すること。鼠たちが猫から身を守る方法を相談した。猫の首に鈴をつけて鈴が鳴ったら逃げようということになったが、鈴をつけにいく役目を引き受ける鼠は一匹もいなかったという話から。
2009.7.31 ▲敵(てき)は本能寺(ほんのうじ)にあり
▼本当の目的は別のところにあること。明智光秀が織田信長を本能寺に襲ったとき、本心を隠して備中の毛利氏を攻めると称して出陣し、途中で急に方向を変え、「わが敵は本能寺にあり」と言って、主君を討った故事による。
2009.7.30 ▲盛年(せいねん)重ねて来(きた)らず
▼若い盛りの時は一生に二度は来ないのだから、若いうちに勉学に励めということ。
2009.7.29 ▲鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となる勿(なか)れ
▼大きな集団で人の後につくより、小さな集団でもその長となれという意味。蘇秦が韓王を説いて秦に屈せず
  戦うように勧めた故事による。(反義)寄らば大樹の影
2009.7.28 ▲易者(えきしゃ)身の上知らず
▼易者は他人の運勢は占うが、自分のこととなると分からない。自分のことには正しい判断ができないということのたとえ。
2009.7.27 ▲老牛(ろうぎゅう)犢(とく)を舐(ねぶ)るの愛
▼親が子を甚だしく愛する様。盲愛して子の前途を誤らせること。「犢」は子牛の意、「舐」はなめる。
2009.7.24 ▲湯の辞儀(じぎ)は水になる
▼入浴のとき、遠慮して譲り合っていると、せっかくわかした湯が冷めて水になってしまう。
  遠慮深いのも時と場合により、ほどほどにしなければならないというたとえ。
2009.7.17 ▲蜈蚣(むかで)のあだ転(ころ)び
▼どんなに安全に見えるものでも、また慣れたものでも、失敗することはあるということ。
2009.7.16 ▲風声(ふうせい)鶴唳(かくれい)
▼わずかな事に驚き恐れることのたとえ。東晋との?水の戦いに敗れた前秦の苻堅の兵が、風の音や鶴の鳴き声
 を敵軍の襲来と思い違えて逃走したという故事による。
2009.7.15 ▲糠船(ぬかぶね)にも船頭(せんどう)
▼どんなにくだらない仕事でも、それぞれの役割が必要だということ。
2009.7.14 ▲搗臼(つきうす)で茶漬け
▼大は小を兼ねないことのたとえ。どんなに小さな餅つき臼でも、茶漬け茶碗には大きすぎる。
2009.7.13 ▲翠(すい)は羽(はね)を以て自ら残(そこな)う
▼長所が逆にわざわいとなる。かわせみは美しい羽をもっているがゆえに、人に捕らえられる。
2009.7.10 ▲釘(くぎ)の裏を返す
▼間違いのないように、さらに念押しをすること。 打ちつけた釘の裏に出た先を、曲げてたたいておくとなお強固になるところから。
2009.7.9 ▲魚(うお)を得て筌(うえ)を忘る
▼目的を達成すると、それまで利用していたもののことは忘れてしまうこと。「筌は」魚をとるための竹製の道具。
2009.7.8 ▲流水(りゅうすい)は腐(くさ)らず
▼常に動いているものには沈滞や腐敗がないことのたとえ。
2009.7.7 ▲勇将(ゆうしょう)の下(もと)に弱卒(じゃくそつ)なし
▼大将に勇気があれば、部下もおのずと勇気に富み弱い兵士はいないという意。
2009.7.6 ▲見(み)ざる聞(き)かざる言(い)わざる
▼人の短所を見ない、人の非を聞かない、人の過ちを言わないという戒め。目、耳、口をそれぞれ両手でふさぐ三匹の猿を三猿(さんえん)といい、それぞれの行為の戒めを表す。
2009.7.3 ▲引(ひ)いて発(はな)たず
▼弓を十分に引いて型は見せるが、実際に矢は放たないこと。人に教授するときは、一から十まで教えてしまわず、 勉強方法を指示するにとどめ、自ら学び自ら習得するように仕向けること。
2009.7.2 ▲苦瓢(にがひさご)にも取柄(とりえ)あり
▼「苦瓢」はひょうたんの意。どんなつまらないものにもそれなりによいところがあるという意。
2009.7.1 ▲知者(ちしゃ)は惑(まど)わず勇者(ゆうしゃ)は恐(おそ)れず
▼知者は物事の道理をよく知っているので、事に当たって迷わない。勇者は怖いものがないので、恐れることがない。
2009.6.30 ▲自家(じか)憧着(どうちゃく)
▼自分の言ってること、していることのつじつまが合わなくなること。「憧着」は突き当たるの意。  
2009.6.26 ▲奇貨(きか)居(お)くべし
▼珍しい品物は今買っておけば将来利益が得られる。好機を逃してはならないということ。
2009.6.25 ▲言いたい事は明日言え
▼思った事をすぐに言わないで、一晩ゆっくり考えたうえで言えば失敗することがない。
2009.6.24 ▲我が口に甘(あま)ければ人の口にも甘(あま)し。
▼自分が好むことは人もまた好む。自分がよいと思うことを人にも恵み与えよという意。
2009.6.23 ▲楽髪苦爪(らくがみくづめ)。
▼楽なときは髪の伸びが早く、苦労のあるときは爪の伸びが早いということ。
2009.6.22 ▲役人(やくにん)と木片(きぎれ)は立(た)てるほどよい。
▼役人は、お世辞を言って顔をたてておけば損はないという意。木片も立てるとよく燃える
2009.6.17 ▲前で追従(ついしょう)する者は陰で謗(そし)る
▼こびへつらい、おべっかを言う人は、必ず陰で悪口を言うものである。
2009.6.16 ▲肺肝(はいかん)を摧(くだ)く
▼古人は肺臓や肝臓に心があり、物事を考えると思っていた。心を砕いて考え抜くこと。非常に苦心をすること。
2009.6.15 ▲泣(な)いて馬謖(ばしょく)を斬(き)る
▼私情では忍びないが、秩序・規律を保つためには、愛する者をも断固として処罰すること。 三国時代、蜀の諸葛孔明はかわいがっていた部下の馬謖を、命に背き大敗に至らせた責任をとらせて、涙ながらに斬ったという故事による。
2009.6.15 ▲大恩(たいおん)は報(ほう)せず
▼小さな恩には負い目を感ずるものだが、大きすぎる恩はかえって気づかないで恩返しをしようともしないものだ。
2009.6.12 ▲歳月(さいげつ)人を待(ま)たず
▼時は、人の都合にかまわず過ぎていく。今という時は二度と来ないから、寸時も惜しんで勉強せよということ。
2009.6.11 ▲会稽(かいけい)の恥(はじ)
▼人から受けた屈辱的な恥のこと。中国の春秋時代に、越(えつ)王の勾践(こうせん)が呉(ご)王の夫差(ふさ)と戦って 会稽山で敗れて屈辱的な講話を結んだが、多年辛苦の末に夫差を破って恥をすすいだという故事による。
2009.6.10 ▲開(あ)いた口には戸(と)は立たたぬ
▼人は、他人の迷惑などお構いなく勝手な評価をするもので、これを防ごうとしても防ぎきれない。
2009.6.9 ▲櫓櫂(ろかい)の立たぬ海もなし
▼どんな難事にも、何かしら方策は見つかるものだというたとえ。
2009.6.8 ▲酔(よ)いどれ怪我(けが)せず
▼酔っぱらいは案外大怪我をしない。無我無心の者はかえって大きな失敗をしないことのたとえ
2009.6.5 ▲孟母(もうぼ)三遷(さんせん)の教え
▼子どもの教育にはよい環境を選ぶことが大切であるという教え。墓所の近くに住んでいた孟子が埋葬のまねをして遊ぶので、母は市場のそばへ移った。しかし、商売のまねをして遊ぶので、学校のそばに転居したところ、今度は礼儀作法のまねごとをするので、母は初めて安心して住居を定めたという故事による。
2009.6.4 ▲坊主(ぼうず)憎(にく)けりゃ袈裟(けさ)まで憎(にく)い
▼人を憎む気持ちがあると、その人に関係のあるものすべてに憎しみをもつという意。
2009.6.3 ▲のけば他人
▼仲むつまじい夫婦も、離婚してしまえばまったくの他人になってしまうこと。
2009.6.2 ▲問(と)い声(ごえ)よければいらえ声(ごえ)よい
▼こちらの出方次第で、相手の態度も決まるものだということ。
2009.6.1 ▲草履(ぞうり)はき際(きわ)で仕損(しそん)じる
▼仕事を済ませ帰ろうとして、草履をはく間際につまづいて転ぶ。最後の失敗で、今までの成功を全部だめにしてしまうことのたとえ。
2009.5.28 ▲巧言令色(こうげんれいしょく)鮮(すくなし)し仁(じん)
▼口がうまくて愛想のよい人間には、人の道を心得た者が少ない。
2009.5.27 ▲負(お)うた子に教えられて浅瀬(あさせ)を渡る
▼時には、自分よりも経験の浅い年下の者や、未熟な者から教えられることがあるというたとえ。
2009.5.26 ▲我が身を立てんとせば まず人をたてよ
▼自分の望みを達成させようと思ったら、まず人に譲る気持ちが大切で、その人を立てるようにせよという意。
2009.5.25 ▲明鏡(めいきょう)も裏(うら)を照(て)らさず
▼曇りのない美しい鏡でも、裏側まで映すことは不可能である。どんなに知恵のある人でも見落とすことはあるということのたとえ。
2009.5.18 ▲下手(へた)の考え休みに似(に)たり
▼名案も浮かばないのに時間をかけて考えているのは、まるで休んでいるようなものだ。
2009.5.15 ▲猫(ねこ)の額(ひたい)にあるものを鼠(ねずみ)が狙(ねら)う
▼自分の身分や力を顧みずに、大それた野心を抱くことのたとえ。
2009.5.14 ▲丁寧(ていねい)も時(とき)による
▼急ぐときには、念を入れすぎず、とにかく間に合わせることが肝心だというたとえ。念を入れすぎて間に合わなければ何にもならない。
2009.5.13 ▲井蛙(せいあ)は以(もっ)て海を語る可(べ)からず
▼世間知らずの者世の中の事を話してもだめだというたとえ。(出典:荘子)
2009.5.12 ▲経験は学問にまさる
▼実際に物事に当たって得たものは、理論より身につくものである。帰納法的思考
2009.5.11 ▲易者三友(えきしゃさんゆう)損者三友(そんしゃさんゆう)
▼交際してためになる友人に3種あり、ためにならない友人にも3種ある。ためになる友人とは、正直な人、誠実な人、知識のあり人で、ためにならない友人とは、へつらう人、誠のない人、口ばかり達者な人である。(出典:論語)
2009.5.8 ▲累卵(るいらん)の危(あや)うき
▼卵を累(かさ)ねて積みあげたように、非常に不安定で危険な状態をいう。
2009.5.7 ▲羊頭狗肉(ようとうくにく)
▼見かけ倒し。外観は立派だが、内容が思いのほかよくないこと。店の看板に羊の頭を懸けて、実際は偽って狗肉(小さい犬の肉)を売るということから。
2009.5.1 ▲昔(むかし)は今(いま)の鏡(かがみ)
▼昔あっての今ということで、昔を知ることが、現在を理解するうえで役立つという意味。
2009.4.30 ▲風樹(ふうじゅ)の歎(たん)
▼親孝行をしようと思ったときには親はすでに死んでしまっていて、孝行がしたくてもできないという歎き。
2009.4.28 ▲糠(ぬか)の中にも粉米(こごめ)
▼くだらない物の中にも、まれにはよい物が混じることもあるというたとえ。
2009.4.25 ▲杖(つえ)に縋(すが)るとも人(ひと)に縋(すが)るな
▼みだりに人の助力を当てにしてはならないという戒め
2009.4.24 ▲水魚(すいぎょ)の交(まじわ)り
▼魚と水のように離れることのできない親密な交わり。本来は君臣の関係についていったが、今は夫婦・友人などの関係に使う
2009.4.23 ▲食いつく犬は吠えつかぬ
▼真に力のある者は、むやみに相手を威嚇せず黙っているものだ。
2009.4.22 ▲飢(う)えに臨(のぞ)みて苗(なえ)を植(う)える
▼必要に迫られてから準備するのでは間に合わないことのたとえ。
2009.4.21 ▲理(り)が非(ひ)になる
▼道理は正しくても、説明がまずいと正しい事も間違った事だとされてしまうことがある。
2009.4.20 ▲雪(ゆき)という字(じ)を墨(すみ)で書(か)く
▼白い雪を字で書くには、黒い墨を使う。一見矛盾しているようでも、そうではないことのたとえ。
2009.4.17 ▲右は京道(きょうみち)左は伊勢道(いせみち)
▼東海道は参宮道は関の追分(おいわけ)を分岐点とし、逆方向に分かれることになる。些細な違いが、後になって大きく隔たってしまうことのたとえ。
2009.4.16 ▲挽(ひ)いた婆(ばば)さえまだ食(く)わぬ
▼当事者さえ知らないうちに、いつの間にかうわさが広まって驚くようなときにいう言葉。
2009.4.15 ▲握れば拳(こぶし)開けば掌(てのひら)
▼同じ手でも握れば人を打つ拳となるが、開けば人をなでる優しい掌となるの意から、心のもち方一つで同じものでもさまざまに変化するこ とのたとえ。
2009.4.14 ▲地が傾(かた)いて舞(まい)が舞(ま)われぬ
▼自分の失敗や怠慢を言い訳するのに、勿体ぶってほかの事や人のせいにすること。
2009.4.13 ▲塩を売れば手が辛(から)くなる
▼仕事・職業の習慣が身について、生まれついての天性のようになること。医師の薬の匂いや魚屋の魚臭さなど。
2009.4.8 ▲貝殻(かいがら)で海を量(はか)る
▼小さな貝殻で海の水を汲んで、海水の量をはかること。自分の狭い見聞をもとにして大きな問題を議論することのたとえ。
2009.4.7 ▲青柿(あおがき)が塾柿(じゅくし)弔(とむら)う
▼熟した柿が落ちたのを、まだ青い柿が弔うこと。青い柿もいずれは熟して落ちていく身である。たいした違いのない者が、わずかな優劣をもとにあれこれ言うことのたとえ。
2009.4.6 ▲ローマは一日にして成らず
▼いかなる大事業も一朝にして成るものではなく、永い年月と苦労を要すること。
2009.4.3 ▲猛火燎原(もうかりょうげん)より甚(はな)だし
▼悪い行いはすぐ世間に知れ渡ることのたとえ。「燎原」は、「燎原の火」の意で、勢いが盛んで防ぎとめることができないくらい燃え上がった火勢の形容。   
2009.4.2 ▲奉公人(ほうこうにん)と牡牛(おうし)は使いようで動く
▼主人の使い方次第で、奉公人はよく働きもすれば怠けもするということ。
2009.4.1 ▲後(のち)の百より今五十(いまごじゅう)
▼明日のことは当てにならないから、少なくとも今実際に手にするほうがよいという意味。 
2009.3.31 ▲堂(どう)が歪(ゆが)んで経(きょう)が読めぬ
▼自分の怠惰や失敗をほかの事にかこつけて言い訳すること。責任転嫁。
2009.3.30 ▲滄海(そうかい)の一粟(いちぞく)
▼青海原に浮かんでいる一粒の粟。大宇宙における人間の存在の小さいことのたとえ。(出典:蘇軾の文)
2009.3.27 ▲御意見5両堪忍十両(ごいけんごりょう かんにんじゅうりょう)
▼人からの忠告は大切で、忍耐はもっと必要であるということ。
2009.3.26 ▲老い木は曲がらぬ
▼老木は弾力を失ってなかなか曲がらない。人間も老人になると頑固になり、他人の言うことを聞かなくなる。何事も若いうちに直しておかなければ、年をとってからでは無理である。
2009.3.25 ▲擂木(れんぎ)で腹切る
▼擂り粉木(すりこぎ)で切腹する。試みても成就しない物事のたとえ。
2009.3.24 ▲目明千人盲千人(めあきせんにんめくらせんにん)
▼世の中には道理の分かる人もいれば分からぬ人もいるということ。
2009.3.23 ▲下手(へた)が却(かえ)って上手(じょうず)
▼下手な人は慎重に仕事をするので仕上げはかえって上手だということ。また、下手であることが、かえって幸せを生むこともあるということ。
2009.3.19 ▲根は無くても花は咲く
▼事実無根のことでも、人のうわさになることがある。
2009.3.18 ▲丁寧早(ていねいばや)は出来ぬ。
▼入念な仕事をすればどうしても時間がかかる。急げば仕事は粗雑になるということ。
2009.3.17 ▲性相近(せいあいちか)し習(なら)い相遠(あいとお)し
▼人間は、生まれつきの性質はあまり変わりがないが、習慣や教育によって大きな相違が生じてくるものだ。
2009.3.16 ▲形影(けいえい)相(あい)同じ
▼形によって影が現れるように、人の心の善悪は行いに現れるということ。
2009.3.13 ▲得がたきは時逢いがたきは友
▼好機は逃しやすく、親友は得ることが難しい。
2009.3.12 ▲瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る
▼瑠璃も玻璃も、物は違っていても、光を当てればどちらも輝きを放つという意。優れた才能や素質をもったものは、 それを磨いてこそ大成するというたとえ。「瑠璃」は紺青色の宝玉。「玻璃」は水晶の類。
2009.3.11 ▲よい中(うち)から養生
▼体が健康なうちに養生するのが最上の健康法だということ。あらかじめ用心すれば失敗しないということのたとえ。
2009.3.10 ▲昔年寄(むかしとしより)に弱い者なし
▼年寄の口癖である「今の若者は意気地がない」という言葉をからかったもので、年寄の昔話を聞くと、若いときに弱かった人は1人もいないことになる。
2009.3.9 ▲福因福果(ふくいんふくか)
▼日頃よい行いをするよう心がければ、必ず幸せがやってくるということ。  
2009.3.6 ▲抜かぬ太刀(たち)の高名(こうみょう)
▼口では偉そうに言うが、実際の腕前を見せたことのない人のたとえ。 また、短気を出して喧嘩するよりも、じっと我慢するほうが優れていつということ。
2009.3.5 ▲朔日毎(ついたちごと)に餅は食えぬ
▼一度よい事があったからといって、いつも良い事があるとは限らないこと。
2009.3.4 ▲西瓜(すいか)は土で作れ南瓜(かぼちゃ)は手で作れ
▼西瓜を作るには適地に作ることが大切で、南瓜を作るには手入れが大切であるように、それぞれに作り方があるものだ。
2009.3.3 ▲株(くいぜ)を守りて兎(うさぎ)を待つ
▼昔のやり方にこだわって、新しい方法を考えられない者のこと。融通がきかないことのたとえ。
2009.3.2 ▲有為転変(ういてんぺん)は世の習い
▼移り変わりの激しいのはこの世の常である。
2009.2.27 ▲李下(りか)の冠(かんむり)
▼疑われるような事はしないほうがよいという戒め。李(すもも)の木の下で冠を直すと、李の実を盗むのかと疑われる。
2009.2.26 ▲唯我独尊(ゆいがどくそん)
▼天上天下唯我独尊の略。また、世の中で自分1人だけが優れていると思い上がること。独りよがり。
2009.2.25 ▲見(み)え張(ば)るより頬張(ほおば)れ
▼体裁をつくろうより、利益をとったほうが得である。また、世間体より内輪を良くする方がよいという意。
2009.2.24 ▲贔屓(ひいき)の引き倒し
▼目をかけたり力添えして助けることで、かえってその人を不利に導くこと。
2009.2.23 ▲似合い似合いの釜の蓋(ふた)
▼似たもの夫婦のこと。物にはそれぞれ似合った相手があるという意味。
2009.2.20 ▲知恵(ちえ)と力は重荷(おもに)にならぬ
▼知恵と力はあるほどよいということ。あってありすぎることはない。
2009.2.19 ▲思案(しあん)の案(あん)の字が百貫(ひゃっかん)する
▼物事をするときは軽々しく行動しないで、よく考えたてからとりかかるのが大切
2009.2.18 ▲既往(きおう)は咎(とが)めず
▼過ぎ去ってしまった事を、とやかく言ったところで仕方がない。むしろ今後の事を注意すべきだということ。
2009.2.17 ▲威(い)あって猛(たけ)からず
▼威厳はあるが、決して荒々しく威圧的でない。孔子を評した言葉。
2009.2.16 ▲我が頭(あたま)の蠅(はえ)を追え
▼他人のことをかまうよりもまず自分のことをきちんと始末せよということ。
2009.2.13 ▲来年のことを言えば鬼が笑う
▼明日の命さえ分からないのに、将来のことを予測することは誰にも出来ないというたとえ。
2009.2.12 ▲刃(やいば)は切れるが重宝
▼用途に合う物がよい物である。
2009.2.9 ▲梅花(ばいか)は莟(つぼ)めるに香(か)あり
▼梅の花は莟(つぼみ)のうちから香を放つところから、大成する人物は幼児から人よりぬきんでたところがあるというたとえ。
2009.2.10 ▲舞(まい)二年太鼓(たいこ)三年笛(ふえ)五年鼓(つつみ)八年謡(うたい)八年
▼芸事をひととおり習得するまでにかかる、およその修業の年数をいった言葉。
2009.2.6 ▲無いが意見の総じまい
▼放蕩者にいくら意見しても、効き目はないが、金を使い果たせば遊べなくなるから、放蕩も自然にやんでしまう。
2009.2.5 ▲田歩くも畦(くろ)歩くも同じ
▼手段や経路は違っていても、目的は同じであるという意。
2009.2.4 ▲塞翁が馬
▼人生の禍福は予測できないものだから、そのたびに悲しんだり喜んだりすることはないということ。
2009.2.3 ▲飼い犬に手を噛まれる
▼日頃かわいがって面倒をみていた人や部下から害を加えられたり裏切られたりすることのたとえ。
2009.2.2 ▲ああ言えばこう言う
▼言を左右にすること。あれこれと理屈を並べたり、言葉じりをとらえたりして、口答えをすること。