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通信講習用船舶電気装備技術講座 [レーダー] 機器保守整備編 平成16年度作成:B5判:185ページ はしがき レーダーが船舶の航行安全上、欠かすことのできない機器であることは誰でもが認めるところであって、そのため、船舶安全法によっても、その設置が義務付けられている。しかし、いまや設置義務の有無にかかわらず、小さな漁船やボートに至るまでの、ほとんどの船舶に装備されているのが現状である。だが、これだけ普及しても、レーダーが高度の電子機器であることに変わりはなく、その装備方法や取扱いを誤ると所期の性能を発揮することはできない。 主要目次 1 レーダーの基礎 ◆レーダーとPPI ◆マイクロ波の伝搬 ◆レーダーの周波数と電波の型式 2 レーダーの性能 ◆レーダーの性能概説 ◆レーダーの最大・最小探知距離 3 レーダー用の特殊電子管・半導体及びマイクロ波伝送回路 ◆マグネトロン、クライストロン、ガンダイオード ◆マイクロ波集積回路 4 レーダーの構成と動作 ◆構成と動作の概要 ◆送信機 ◆送受切替え回路 ◆空中線と導波管 5 レーダーの付属装置 ◆真方位装置 ◆真運動装置 ◆干渉除去装置 ◆円偏波空中線 6 プロッティング機能付レーダー ◆プロッティングと相対速度 ◆レーダー映像の表示方法による分類 7 各部の取扱いと調整の要点 ◆表示器の外観及び操作つまみなどの配置 ◆主な操作箇所の機能 8 点検整備と保守上の注意 ◆一般的保守と点検 ◆各ユニットごとの点検と保守整備 9 故障対策 ◆故障の早見表 ◆各ユニットの内部 |